とある週末、うちの近所にある「ふれあい下水道館」へ
お散歩がてら行ってきました。
小平市が誇るこの入場無料施設を10年前ぐらいに初めて発見したときは
「下水道なんて誰が見たいんだ?」なんて思ったものですが、
時は流れ時代は今まさに、「マンホールカードブーム」
全国津々浦々のデザインマンホールを探してはその土地を訪れ撮影し、
ちょっとした町おこしにもなっているマンホール。
母もデザインマンホール巡りにハマっているそうで、マンホールデザインが
それぞれの町の歴史や象徴を表現していて面白いのだとか。
余談ですが、フォークリフトのスタッフの中には
「マンホールの蓋を運んでいました」という方もいらっしゃいました。
鋳物なのでめちゃめちゃ重いそうです。
話は戻りますが、
母に「近所の下水道館にはマンホールカードがあるらしいよ〜」と伝えると
「私の分ももらってきて!!」
と、食いつきが本気(マジ)でしたw
先日テレビでもやっていましたが、
昭和の子どもたちが夢中になった「プロ野球カード」や「ビックリマンシール」
それと同じように、「マンホールカード」や「ダムカード」が
コレクター心をくすぐるらしい。
館内はこのように未来的な展示で下水道の仕組みが表現されてます。
そしてこの下水道館の一番の目玉は
「自由に下水道管に入れること」
訪問時には小学生低学年ぐらいの女の子2人が何かに挑むかのように
何度も近くの重い扉の奥の方に駆けていっては
「うわー、臭い」と大興奮で館内へ戻ってきました。
そしてまた臭いと分かっていながら、何度も何度も下水道管の方へ行くのです。
ちょっとよく分からないけど、怖いもの見たさみたいなものだろうか。
私もそこ(下水道管)へ行くことにした。
「うわっ、くっさ〜」
入った瞬間湿度がグッと上がり、真っ暗みの奥の方から川のように水が流れてくる。
洞窟を探検しているような気持ちになった。
この場所が唯一、日本で自由に下水道管に出入りできる場所と知り、
僕は急にこの場所が誇らしく思えてきた。
あなたにも自分だけの唯一の場所はありますか?
営業 / 佐藤