明けましておめでとうございます。
スクエアライン営業の佐藤です。
2017年に何がしたいだろうか。
暮れから年明けにかけて、例年は考えているのですが、
お家に小さい子がいるとなかなか物思いにふけって考える時間もなくって、
ようやく今頃になり、頭の中を整理してみようと思えたこの連休です。
パッと2017年のキーワードが出てこなくて、
長時間労働是正とか、
働き方改革とか、
時間あたり生産性とか、
昨年から叫ばれてる仕事の取り組み方に関するキーワードは出て来るのですが、
これ自体は自分の言葉ではありません。
ただこのキーワード自体は私も共感しますし、2016年は自分自身がそのキーワードに沿った働き方をしてみました。
残業もほとんどしなかったし、20時以降に会社にいたことは1回あったかどうかという働き方が出来ました。
こうして堂々と書いてしまうと、残業をせざるを得ないお仕事をしている方からブーイングの声が聞こえてきそうですが、
現在のところ、まず手をつけるべきなのは
「本当は残業しなくてもいいのに、なんとなく残業してなくちゃ居心地わるい雰囲気だから残業してしまってる会社風土の是正」だと思います。
その次に
「いや、うちは仕事の仕組み上、どうしても残業が発生してしまうんだ。これは取引先とか色んな絡みでそうなってしまってるからどうしようもないことなんだよ」という仕事の仕組みの改善。
これは確かに大変。
それでも「こうじゃなきゃダメだ」って、思い込んでいるだけで、少し工夫すれば解決することもあると思います。
これらの問題を解決するための方法は色々あるけれど、いつも自分自身がしている習慣を、癖をどのように変化させるか。
どこにメスを入れれば運気の流れが変わるのか。
自分が普段行かない思考に辿り着く工夫をひとつ発見した。
例えば図書館の「新着本コーナー」
このコーナーには概ね1年以内に出版された新作本が並んでいる。
その本のタイトルを眺めたり、どんなジャンルが置かれているのかを見る。
この日は医療や政治、趣味についての最近のトレンドと思われるタイトルが並んでいた。
私自身、本屋で新刊を見つけたらすぐにでも読みたい本であれば購入するが、そのうち読めればいいというものは図書館で予約をする。
かなり新しい本でも図書館に置いてあることも珍しくない。
ただし人気のある本はたいてい予約でいっぱいになり、すぐに自分の予約順が回ってくることはない。
新着本コーナーにある本は新しい。
新しいのに貸し出されず残っているのは、難しすぎりたり、面白くないか、マニアックでニッチなテーマの本で興味を持つ人が少ないからだと仮定する。
ここに私の影響を受けたコーチング図解の本があった。
正直この本は面白く、私は上記の本を2012年に初版で購入し、コーチングとの劇的な出会いを遂げた。
その後コーチングを深掘りして学ぶための学校に通うことも検討し、スクールで模擬授業も受けたが、自分でこの本を読んで学ぶ方が自分にはしっくりきたので学校には通わなかった。
よく「コーチングを習得してる」と言ってもらえるが、ほぼこの図解本からの知識とイメージを元に、実際の対人コミュニケーションを通して技術をブラッシュアップしてきた。
資格を持っているわけでも、学校で勉強したわけでもない。
コーチングと出会う前と後とでコミュニケーションの仕方、それにより入ってくる情報知識、人間関係は大きく変わった。
そんな素晴らしい本が「新着本コーナー」に置いてある。
なぜ?そんなに人気ない??
劇的にコミュニケーションの悩みが解消した本なのに、貸し出されず新着本コーナーに置いてある。
コーチングの手法を取り入れたコミュニケーションは家庭でも仕事でもすぐに効く特効薬です。
ここでいう「コーチ」とは、訓練指導というスポーツで使われる意味合いではなく、馬車の意味。
ブランドのcoachも馬車柄ですよね。
馬車が人や物を目的地へ運ぶことから次第に「 コーチ」という言葉自体が、「大事な人や物を運ぶ」「 目的地に運ぶ」といった意味をもつようになったそうです。素敵ですね。
まだコーチングは少数派のスキル。
スキルとしてでなく、自然と身につけて無意識に使うようになると、自分の行きたい目的地に連れてってくれるようになる。
そう感じるコーチングとの出会いから5年経った今です。本年もよろしくお願いします。
営業 / 佐藤