スクエアライン勤続5年以上ということで会社からリフレッシュ休暇を頂きました
ずっと機会があれば行きたかったここにまず行きました
『南部蝉しぐれ』という2014年の紅白で演歌歌手の福田こうへいさんが唄った曲の歌碑が岩手県の雫石町の公共施設にあります
この歌詞を書いたのが私の父です
ちなみに、まだ父は生きてます(笑)
なかなかこんな公の場に
自分の作品が刻まれるってないと思うので
ニュースでこの歌碑のことを知ったときはびっくりしました
あれをご覧よ 真っ赤な夕陽
落ちてゆくのに まだ燃えている
っていうフレーズが好きです
雫市町の歌碑を見に行くことをキッカケにして
東北は仙台〜盛岡〜雫市町〜宮古〜陸前高田〜気仙沼〜平泉 と3泊4日で回ってきました
奇跡の一本松が残る陸前高田は
高い防波堤と新しい施設を建設してる段階で
瓦礫などは完全に撤去されているものの
沿岸部についてはまだ機能している箇所はありませんでした
そのためこの画像もほかの車の邪魔にならないように道端に車を停めて撮影しています
奇跡の一本松の近くまでは工事中で今回は行けなかったのです
現地に来てわかるのは
この場所がとても美しい景色だったことと
いざ避難しようとする際に高台までの距離がどのぐらいあるのかということです
次に宿泊地として訪れたのは気仙沼
宿が取れなかったので気仙沼に行くことになったのですが、
偶然予約した宿が
2018.8に7年ぶりの再オープンしたばかりのお宿でした
こじんまりとしたコンパクトなお宿でしたが
浴衣も素敵で、お部屋も素敵で
お風呂はロクシタンみたいなシャンプー等々
シャワーヘッドもオシャレで
気分が上がります
ウッドデッキなんか、もうそこにいるだけで落ち着きます
夜家族が寝静まったあとは
宿の周りを散策しました(画像は早朝の景色)
これがウッドデッキから見える景色です
電線や電柱の数に対して空き地が目立ちます
立っている建物は新築
「もともとどんな町並みだったんだろう?」
と思い宿に戻りYouTubeで
2011.3.11の気仙沼漁港の映像を見ました
津波警報のアナウンスと
高台に避難する人の姿
映像を見る限りは取り残されたり流されたりというのは、その映像にはなく
湾岸部から高台までの近いことが気仙沼漁港の地形の特徴に感じました(私が泊まって場所は)
高台に避難するまでの距離やルート
「何分かかりそうかな」
と現地にいると想像が働きます
気仙沼漁港にはシャークミュージアムがありまして
ー20℃の氷の世界での三陸のお魚の展示が楽しめます
美人時計みたいに
1分毎に画像をが差し変わる復興を支える人々の写真に
「気仙沼のフォークマン」の姿もありましたよ
新しい施設はデザインが施されたものが多く
それは観光施設だけでなく、復興住宅のエントランスもオシャレでした
パッとみると新しく開発された埼玉とかで言えば越谷レイクタウンとか
圏央道周辺の活性化していく地域の雰囲気にも似ているのですが
どことなく寂しさは歩いていてありました
ただ本当に、本当にそこを訪れた「観光者」としては
復興に向かう町の雰囲気や悲しみを乗り越えてもう一度立ち上がろうとする雰囲気は
「心地よかった」というのが本音です
気仙沼の宿の朝食、美味しかった
営業 / 佐藤