熊本地震により被害にあわれた方へ、心よりお見舞い申し上げます。また1日も早い復旧、復興をお祈りいたします。
驚いております。
スクエアライン、金曜日ブログ担当の梅田敬子でございます。
先日、東日本大震災から5年たったということで「あの日から5年」の記事を書いたのですが、それからひと月で再びこのような大きな地震が発生しました。
今回は「スリ対策」について考える予定でしたが、変更し改めて「地震対策」について考えてみようと思います。
昨日の地震は最大震度7。東日本大震災と同じくらい大きな揺れです。津波、原発の被害は確認されていないとの報道ですが、建物倒壊など甚大な被害が発生しています。
熊本では1889年(明治22年)7月にも大きな地震が起きています。やはり直下型地震で20人の方が亡くなり、数百棟が全半壊、熊本城も大きな被害を受けたそうです。
だから昨日の地震は「平成28年熊本地震」なのですね。
今回地震発生の時間帯が21時半頃だったので、小学生以下の子供達はちょうど眠りにつくくらいの時間でした。
眠りにつくという、本当に人間が一番油断しているタイミングで地震による大きな揺れ。家財道具が寝ている子供の上に倒れてきたら大変です。
寝室には極力倒れる可能性のある重いものを置かない方が良いでしょう。
寝室でなくともリビングのコタツで眠り込んでしまった時、電子レンジや炊飯器が人に向かって飛んでくる位置にあると危険です。コタツでうたた寝をする場合にも充分な注意が必要です。
また横揺れが大きいと食器棚にしまってある食器類やガラスのコップなどが床に散乱することがあります。
暗闇の中で足元が見えず、割れた食器やガラスで足を切ってしまうかもしれません。出来れば底の厚い靴、難しければスリッパなどを枕元に用意しておくと安心ですね。
避難場所に移動することもあると思います。地震発生直後は救援物資が充分ではないので、毛布などは持参した方が良いかもしれません。
自宅を空ける場合、電気のブレーカーを落とし、ガスの元栓を閉めます。火災対策です。阪神淡路大震災の時、死亡原因の1割が火災によるものでした。
家のドアには安否情報、避難場所のメモを貼っておきましょう。
またTwitterのアカウントを作っておくのも災害対策のひとつだと思います。東日本大震災の時も今回の熊本地震でもTwitterで連絡を取ったり救助要請をされる方も多かったようです。
「#救助」とハッシュタグと位置情報を付けてツイートします。拡散協力する方は「引用リツイート」ではなく、ただの「リツイート」にしましょう。
救助が完了しツイート主が救助要請ツイートを消しても「引用リツイート」だとツイートが消えず救助現場が混乱する可能性があるそうです。
Twitterを使ったことがなく、意味が分からないという方は誰かに教えてもらいましょう。
対策の一つ一つがあなたを救うかも知れません。