キャリアカウンセリングを受けたことはありますか?
H27年度の派遣法改正では派遣会社が希望者に対してキャリアコンサルティングを行う義務が新たに生じています。
スクエアラインの派遣先は物流現場が多いこともあり、
希望職種が「フォークリフト」「ドライバー」「一般事務」「軽作業」など、お問い合わせの時点でハッキリしている登録スタッフ様が多く、
「フォークリフトに乗れるけど、接客がしたい」
「フォークリフトの実務経験があるから、年収700万円稼ぎたい」
というような、
「キャリアの方向性に迷っている」と感じる求職者さまをお見受けする機会は多くありません。
どちらかと言えば、
「正社員になりたい」
「月に30万円は稼ぐ必要がある」
「週末休みが必須」
「通勤圏内車で50分以内」
など、現状の不安・不満を解決するための希望条件をハッキリ持つ方が多い印象です。
今後は
「自分の可能性を広げてスキルアップしたい」
「もっと収入が得られるようにキャリアアップしたい」
という希望者に対しても提案やアドバイスを出来るように、
このお盆に私自身がキャリアカウンセリングを受けてきました。
だいたい2年に一度キャリアカウンセリングを受けています。
このような試みをするキッカケは社会人1年目
生保営業時代に
「自分の人生プランも設計出来ないで、他人の人生プランが設計のアドバイスができるか!」
と、当時の上司に言われたことです。
これを言われた当時は「まだ入社したばかりでそんなこと言われても・・・」と、グーの根も出ない感じでしたが。
実際に社会に出て色んな人と出会う中で、
自分の資産形成が出来ていないファイナンシャルプランナー
自分の健康管理が出来ていない医師
など、
専門家が自分の専門分野のことを自分自身に対してケア出来てないと知った時に、
「果たして、この専門家に相談するだろうか」と実際に感じたからです。
やっぱりファイナンシャルプランナーだったら、自分自身がしっかりした資産管理・資産運用を実践していて欲しいし、
患者さんに健康をアドバイスしているお医者さんが自分自身の食事や栄養管理をして体型もスマートであれば説得力があります。
「自分自身がちゃんと試して体感してる人からアドバイスを受けたい」と思うのが素直な感情ですし、
無意識に「プロは自分で実践してるものだろう」と信じていると思うのです。
2年に一度のキャリアカウンセリングの理由は
経験、スキル、家庭状況、年齢、健康状態、世の中自体が動いていること、を考えると、
多かれ少なかれ自分や自分の回りに変化が必ずあるので、「今のままでずっと大丈夫」ということはあり得ません。
キャリアカウンセリングを通して、
その時代時代、
その時々の状況に合わせて自分の方向性をチューニング(定期メンテナンス)することで、
今の仕事一つ一つ、今の自分の選択した一歩一歩に意味を感じられるんだと思います。
営業 / 佐藤