皆さんこんにちは。
営業担当の大中です。
本日は私に似つかわしくない哲学的なお話です。
世の中には「3大〇〇〇」と言われるものがいくつか存在します。
例えば・・
「3大欲求」(睡眠欲・食欲・性欲)
「3大宗教」(キリスト教・イスラム教・仏教)
「3大栄養素」(たんぱく質・炭水化物・脂質)
「3大義務(国民の)」(教育の義務・納税の義務・勤労の義務)
「3大美女」(クレオパトラ・楊貴妃・小野小町)
「3大ロックギタリスト」(エリッククランプトン・ジェフベック・ジミーペイジ)
等は比較的よく知られているのではないでしょうか。
その他にも
「3大温泉」(熱海温泉・南紀白浜温泉・別府温泉)
「3大河川」(信濃川・利根川・石狩川)
「3大都市」(東京・大阪・名古屋)
「3大工業地帯」「京浜工業地帯・中京工業地帯・阪神工業地帯)
「3大祭り」(祇園祭・天神祭・博多祭)
「3大銘茶」(宇治茶・静岡茶・狭山茶)
「3大ラーメン」(札幌ラーメン・喜多方ラーメン・博多ラーメン)
「3大歌集」(万葉集・古今和歌集・新古今和歌集)
「3大俳人」(松尾芭蕉・与謝蕪村・小林一茶)
などなどございます・・・
では、「3大幸福論」はご存じでしょうか?
①ヒルティの『幸福論』(1891年)
宗教的な視点から幸福を論じ、神との近さが永続的な幸福をもたらすと説く
②アランの『幸福論』(1925年)
心と体の健康が幸福に重要であるとし、日常の中での心の持ちようを重視
③ラッセルの『幸福論』(1930年)
外部への関心と活動的な生活が幸福をもたらすと主張
これらの幸福論は、異なる時代や文化背景を持ちながらも、共通して人々が幸福を追求するための指針を提供しています。
今日は、③のラッセルについてのお話です。
ラッセルさんは複雑な家庭環境で育ち、その後も当時の時代背景などからとても苦労をされたそうで、自殺願望も強かった人物らしいのですが、自死されること無く97年間の天寿を全うされています。
それができたのは、興味関心の対象が自分自身にではなく外部(論理学と数学)に向けられたからだろうと自己分析されています。
また、人生を不幸にするものは何かというと「他人と比較する」ことと、「自我を探求すること」であるとも語っています。
自我を探求することにどんどん集中していくとそれなりに知識や意識のレベルが上がった状態になり、ついつい「自分は価値のある人間だ」と過信してしまう。
それなのに自分の存在を軽視されたと感じるようなことが起こった際に、不安になったり怒りを感じたりして幸福感を感じることができない。
ラッセルさんは「学問」に夢中になれたからこそ「自我(自己)」には興味を持たなかったし、他人と比較する必要も無く、楽に生きられたということなのでしょう。
うーーーむ、これには参りました!
深いですねーーー!
最後に、本日のがっつり飯です!
岩槻城址公園の、「大手門」さんの豆腐ラーメン(チャーシュートッピング)です。
さすがに、もう格安の550円では食べられませんが、元祖豆腐ラーメンの王道の味は健在でした!