かわいさに重きをおいていますか?
皆さまお疲れ様です。
スクエアライン、金曜日ブログ担当、会いに来ていただくこともできる営業の梅田敬子でございます。
今回は「かわいいとはなんなのか?」ということについて真剣に考えて参ります。見た目ではなく内面のかわいさについてです。
「かわいい」
感覚的で瞬間的な形容詞の一つではないかと思います。
至るところで毎日「かわいい!」の声が上がっております。対象は子供、動物、アイドル、中年男性、お年寄り…。
「かわいい」は蔑むニュアンスをまったく含まず汎用性が高く、単語自体が短いので、口語、文語における利便性が非常に高い言葉だと言えましょう。
先日こんなことがありました。
汗をかき、腕の粘着力が増していたので、腕の粘着力だけでスケジュール帳のページを持ち上げ次のページにめくる、という地味なパフォーマンスをTさんに見せました。Tさんは
「梅田さん!すごいですー!面白い!」
とほめちぎってくれました。「面白い」というワードは私の中では3番目くらいに価値のある賞賛の言葉です。気を良くした私は
「じゃあさ、腕の粘着力だけでスケジュール帳をめくっている動画をYouTubeにアップするよ、そしたらさ、見てくれる?」
と尋ねました。するとTさんは
「はい!何回も見ちゃいますー!」
と答えてくれました。
家に帰り我に返り、その時の会話を反芻してみると、腕の粘着力でスケジュール帳をただめくっても、さらにそれをYouTubeにアップしたところで何も面白くないよなあと気が付きました。Tさんの対応力の高さで会話がただ面白かっただけなのです。
このブログを読んでくださっているあなた、自身に置き換えて落ち着いて客観的に考えてみてください。あなたは20代前半です。会社の40代のいい大人の女性が
「ねえねえ、あたしすごいんだよ!腕の汗の力だけでスケジュール帳をめくれるんだよ!すごくない?見てて!ほら!」
といきなり見せて来たら
「わあ、すごい!何枚もめくれてますよ!もう(7月から)12月くらいまでめくれてましたね!」
という返しがとっさにできますか?出来ないでしょ?
Tさんのそういうところがとてもかわいくて、私は大好きです。
他者から「かわいい」と認識されることは社会におけるサバイバルの中で非常に重要なことだと思います。かわいささえあれば職場での人間関係がスムーズになり、仕事を教えてもらうことができ、出世の糸口となります。かわいさはあなたの収入に直結するスキルとなる可能性が高いのです。
「コミュニケーション・スキル」などという難しい言葉で表現しなくとも、せっかくなら日本語で「かわいさ力(かわいさりょく)」と言いたいものです。
かわいい!かわいさ力!
今後「かわいさ力」を就職に活用できるよう、資格試験を設定することを提唱したいのです。
★「心のかわいさ力検定」3級は少し勉強したら合格できる。
★「心のかわいさ力検定」2級はちょっと頑張らないと合格できない。履歴書に書くと就職に有利
★「心のかわいさ力検定」1級は相当頑張らないと合格出来ない。1級は大企業への就職に有利
試験問題を考えてみましょう。以下の状況にあなたが一人で対応し解決しなければなりません。
問1)出掛けようとしている家族の鼻から鼻毛が結構出てしまっている。
問2)すれ違いの際、自分が避けた方向に相手も避けてしまい前に進めない。
問3)上司が自分の名前を完全に勘違いして覚えてしまっている。
問4)真面目な打ち合わせの際にお腹がグーっと鳴ってしまった。
問5)同時に2人から話しかけられた。
問6)普通に歩いていたら「お!スーパーモデルが歩いてきたのかと思った!」と言われた。
問7)写真を撮ってくれるというのでお願いしたら、いきなり連写だった。
問8)お店でアイスコーヒーを頼んだらホットココアが出てきた。
問9)曲がり角で人にぶつかった。
問10)遅刻してきた相手に一言。
問11)自分が遅刻してしまった際、待たせた相手に一言。
上記の問題に解答はありません。いや、解答はあなたの心の中にあるのです。各々考えてみてください。自分ならどんな風に対処するのか…。忘れてはならないのはあくまで「かわいく」対処せねばならぬということです。
間違っても「はいはい。」と言って軽くいなしてはなりません。不合格です。
かわいさ力が上がれば、あなたの総合的な人間力の底上げになるのです!
みんなでTさんのかわいさ力を目指しましょう。ファイト!!