もし生まれ変わるとすると、男性になりたいですか?それとも女性?
皆さまお疲れ様です。
スクエアライン、金曜日ブログ担当の梅田敬子でございます。
「生まれ変わり」は基本的に信じていない梅田でございます。
先日家で私のA little old faceに化粧を施していた時のことです。息子がやって来て私に尋ねました。
「ねえ、なんで女って化粧すんの?」
私は落ち着いて答えました。
「少しマシな顔になってから外出したいからだよ。素顔に自信があったら化粧なんかしないよ。」
息子は言いました。
「女ってめんどくさい!オレもし生まれ変わっても絶対男がいい!」
「え?化粧がめんどくさいの?女になるのやだ?」
「やだ!だって時間のムダじゃん!化粧にそんな時間かけるのやだよ!」
「化粧にそんな時間かかってないよ…。10分かそこらでしょ。」
「10分を毎日でしょ?オレ化粧にそんな時間かけたくないもん!」
10分どころか1日に何時間もゲームに時間を注ぎ込んでいる小学生に言われるのは心外です。しかし10分間の化粧をほぼ毎日…。確かに長い目で見れば結構時間は割いております。
1年365日のうち、300日は10分間の化粧タイムがあるとして、
≪300日×10分間=3000分=50時間=2.0833333~日≫
1年のうち、少なく見積もっても私は丸々2日以上化粧をし続けていることが分かりました。そうか、2日も…。結構長いな…。しかも息子は「時間のムダ」と言っていた。私の化粧自体がムダということか…。色々顔に塗りたくって、手も汚して時間もお金もかけてムダと言われるとは。私の化粧ライフは真っ向からバッサリと一刀両断されました。子供って残酷。
化粧にかかる時間のことのみを考慮しても、女性であることは男性よりも損なのかもしれません。全体的に力も弱いし、体も小さい。勿論女性でも強くて大きい方もいらっしゃいますが。
フェスやライブハウスで自分の前に背の高い男性が陣取ってしまった時の無力感、満員電車で人壁に埋もれ高山にいるかのような空気の薄さを感じる時間。
それでも生まれ変わりというものがもしあるのなら、私はやっぱり次も女性になりたいのです。すごい美人に生まれて玉の輿に乗り、有閑マダムとなって、贅沢ライフを満喫したい…。そんな野望を心に抱いております。
メイドさんのいる家で日がな1日・・・・・・・・・・・・・。
んん?有閑マダムって1日どうやって時間を潰しているのでしょうか?掃除も料理もしない。仕事にも行かない。
わからない!想像さえつかない!しかも余りに時間があり過ぎるともう何をして過ごしたらいいのか、自分自身を見失いそうです。
有閑マダムの夢は諦めました。やっぱり何かしら働いていたいです。
そして女性がやっぱりいいなあと思います。化粧によりすっぴんから解放され僅かな勇気を上乗せするのも、新しい洋服を探して買ってワクワクするのも、美容院で最後に「いかがですか?」と美容師さんに聞いてもらえる瞬間も、やはり捨てがたい。
男性に知っておいてほしいのは、女性は何歳になっても、年をとっても「女性」なのだということです。
「もうBBAだから・・・」
「もう年だから・・・」
「若くないから・・・」
と口では言っていてもこの「・・・」には意味があることを忘れてはなりません。
どんな大人の女性を目の前にしても、「推定20歳」の気持ちで接することを私はすすめたいのです。また、相手にもよりますが10~19歳までの女の子に対しても同様に接することを推奨します。0~9歳までの女の子に対しては「お子様」への接し方で大丈夫ですが、敬意を忘れてはなりません。
やっぱり生まれ変わっても女性になりたい・・・・。
まあ来世はない、と思っているのですけれど。