こんにちは
約3年前の2019年4月に、
という記事を投稿したのですが、
あれから3年以上経ち、
日本と世界のフォークリフト時給は
どのように変化したのか、調べてみました。
参考媒体は、
2022年8月現在“仕事と雇用”カテゴリで
世界ナンバーワン※の『indeed』さんです。
※分析サイト https://www.similarweb.com/ より
それではみてみましょう。
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【日本】
1,221円 → 1,331円
3年前と比べて、110円アップしていました。
【アメリカ】
13,37ドル → 18,01ドル
3年前と比べて、4,64ドルもアップしていました。
(2022年9月現在の円レートで、
4,64ドル=668円アップ)
3年前は1ドル=110円だったので、
13,37ドル=1,472円
200円くらいアメリカのほうが高いということで、
「まあまあそれくらいの差だよね」と思っていましたが…
現在は1ドル=144円(!)という円安の状況。
つまり、
18.01ドル=2,594円(!?!?)
現在の日本の1,331円よりも、1,263円高い…
アメリカのフォークマンは、
日本のほぼ倍の時給という
衝撃的な差になっていました。
【イギリス】
9.64ポンド → 12.06ポンド
2.42ポンドアップ(日本円で400円)という結果
当時は9.64ポンド=1,400円
現在は12.06ポンド=1,995円
アメリカとの倍近い差まではありませんでしたが、
3年前は179円の差だったのが、
現在は日本より661円も高いという差に
広がっていました。
【ドイツ】
ユーロが流通している代表国として、3年前は
調べられなかったドイツも調べてみました。
時給1,900円
ということで、
こちらも日本より569円高いという結果に。
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最低賃金が上昇し続けているように、
日本のフォークリフト時給も少しずつ上昇していましたが、
世界の賃金はそれ以上のスピードで上昇しており、
大きな賃金差となってしまっていました。
ここでも最近の円安の深刻さが感じられました。
一方で、じゃあアメリカで働くか!
という単純な話でもなく、
(そもそもハードル高いですよね)
世界中で購入できるビッグマックの価格で
各国の物価を比較・評価するビッグマック指数によると
日本でのビッグマック販売価格390円に対し、
アメリカでは5.15ドル(日本円で740円)
日本より1.89倍高いということで、
アメリカは日本の倍近い時給だけれど、
物価も倍近いという現実がありました。
手もとに残るお金は同じくらいなのかもしれず、
どこも楽ではない、
世界的に厳しい経済状況はまだまだ続きそうです。
エコノミスト ビッグマック指数より
https://www.economist.com/big-mac-index
つのがい