皆様、こんにちは。
営業担当の大中です。
今回は、初めて聞いた「フィロソフィ」について、調べてみました。
もともと有名になったのは京セラの創始者である稲森和夫氏が唱えた「楽観的に構想し、悲観的に計画し、楽観的に実行する」です。
また、同氏が経営破たんに追い込まれた日本航空の再建を任された際にも「JALフィロソフィ」を作成しましたが、それは「企業理念」の基に展開されています。
まず、「企業理念」の言葉の意味は
「企業が存在している理由を明文化したもの」
「企業が事業を通じて社会にどのような貢献をしようとしているのか、どのような価値観や規範に基づいて事業を行おうとしているのか、などを示すもの」
「経営戦略の上位概念」
などとあります。
ちなみに、「経営理念」とは・・
「企業が生み出すor持っている物、人、時間、お金を使うときの、根本となる精神や行動の方向性を明文化したもの」
うーん、似てますね。(笑)
企業理念:Corporate philosophy「法人の」
経営理念:Management Philosophy「管理や経営の」
と言い換えることができそうです。
理屈っぽくなってきたので話を元に戻しましょう。(笑)
【JALグループ企業理念】
JALグループは、全社員の物心両面の幸福を追求し、
一、お客さまに最高のサービスを提供します。
一、企業価値を高め、社会の進歩発展に貢献します。
JALグループは、この企業理念を普遍的な経営の目的、経営の基本とし、「JALフィロソフィ」の実践を通じてその実現を目指していきます。
>引用抜粋:JALグループ企業理念より
このように、企業理念を実現するために⇒「JALフィロソフィ」を実践する、とあります。
つまり、フィロソフィとは、企業理念を実現するために「全員が共有して持つべき意識・価値観・考え方」のことであると謳っています。
ちなみに、第2部5章で構成された「JALフィロソフィ」は手帳として全社員に配布され定期的に読み合わせの時間を設けることにより社内に浸透させ、たった2年半で再上場を果たした成功事例として今なお語り継がれることとなりました。
さてその中身は、ざっくり、こんな感じです
第1部 すばらしい人生を送るために
第1章 成功方程式(人生・仕事の方程式)
人生・仕事の結果=考え方×熱意×能力
第2章 正しい考え方をもつ
人間として何が正しいかで判断する
美しい心をもつ
常に謙虚に素直な心で
常に明るく前向きに
小善は大悪に似たり、大善は非情に似たり
土俵の真ん中で相撲をとる
ものごとをシンプルにとらえる
対極をあわせもつ
第3章 熱意をもって地味な努力を続ける
真面目に一生懸命仕事に打ち込む
地味な努力を積み重ねる
有意注意で仕事にあたる
自ら燃える
パーフェクトを目指す
・・・・・・・・
>引用抜粋:JALフィロソフィ|理念・ビジョン|JAL企業サイト
いかがだったでしょうか。