水出し番茶

2023年5月19日ワクワク, 便利グッズ, 健康, 癒し系大中

皆様、こんにちは。
スクエアライン営業担当の大中です。
健康に良いとされる水出し番茶についてです。
さて、番茶とはどういうお茶なのかご存じでしょうか？

まず、最も一般的なのが煎茶です。
茶の若葉を摘んだあと、蒸す、冷却する、揉むなどの工程を経て作られる代表的な緑茶のことです。
摘み取るまでは日光を浴びせて育てているのも特徴で、私たちがふだん飲んでいる緑茶のほとんどは煎茶です。
摘採時期によって、一番茶（新茶）に始まり、二番茶・三番茶・秋冬番茶などの名称がつき、一般的には摘まれた時期が早いほど品質が高く美味しいお茶だといわれています。

これに対して、番茶は、若葉ではなく成長したお茶の葉を原料としており、摘み残りの硬くなった茶葉や、お茶の製造過程で使われなかった形が不ぞろいな茶葉などで作られたＢ級品のお茶で、値段も安く、普段使いのできる庶民的なお茶として親しまれています。
味はさっぱりとしていて苦味もなく非常に飲みやすく、また、カテキンやカフェインの含有量が少ないために胃腸にとてもやさしいのだそうです。

ちなみに、抹茶とは、覆いをかぶせて日光を当てずに育て、揉まずに乾燥させ、最終的に細かい粉末状にしたお茶で、光合成をおさえることで旨みを引き出しているのが特徴です。

あと、ほうじ茶とは煎茶または番茶を強火で炒ることで、香ばしさを引き出したお茶で、熱を加えることでカフェインが飛んだ、すっきりとした味わいが特徴です。

では、水出しにすると何がいいのか？
一番のメリットは、血糖値を下げる効能がある「ポリサッカライド」をより多く摂取できることが挙げられます。
この「ポリサッカライド」は水に溶けやすく熱に弱い成分のため、水出しにすることによって抽出が可能になるそうです。
また、「ポリサッカライド」は、多糖類の一種でインスリンと同じような働きをして血糖値の上昇を抑える効果がある他、血糖値が抑制され、糖尿病の予防や腎不全、緑内障などの合併症を未然に防ぐ効果が期待されている他、消化酵素の働きを抑え体脂肪が燃焼されるのを助けたり、疲れにくい体を作ったり、筋肉の能力を高めたりする効果があるとされています。

そもそもお茶には様々な効能があるといわれています。
血圧上昇抑制、抗アレルギー、抗菌、抗ウィルス、コレステロール低下、虫歯予防、抗がん作用などが明らかになっており、これらはいずれも茶の成分であるカテキンやポリフェノール類の抗酸化作用によるものと考えられているそうです。