皆様、こんにちわ。
スクエアラインの大中(オオナカ)です。
そろそろ、忘年会シーズンですね。
酒宴の前にウコンをこっそり飲んでいらっしゃる方も多いと聞きます。
さて、そのウコンですが、日本だけで30種類あると言われており、
代表的なものは次の5種類になります。
1.秋ウコン
2.春ウコン
3.紫ウコン
4.白ウコン
5.黒ウコン
その中で、特によく知られている秋ウコンと春ウコンについて触れたいと思います。
1.秋ウコン
私たちが「ウコン」と呼んでいるものは、ほとんどの場合がこの秋ウコンのことを指しています。
漢字では「鬱金」と書くように、あざやかな黄色をしていて、断面は鮮やかなオレンジ色になっています。
英語名はターメリックと言います。
そう、インドカレーやお菓子などで使われるスパイスのターメリックです。
独特の苦味と香りがして、スパイシーな料理には欠かせない香辛料です。
香辛料としてだけではなく、着色料としても使われています。
ターメリックライスが鮮やかな黄色をしていることからもわかるように、きれいな黄色をつけたいときには、ターメリックが使われます。
そして、その黄色は、「クルクミン」と呼ばれる成分によるものです。
このクルクミンがスグレモノで、肝臓の機能を回復・強化してくれる作用があります。
お酒を飲む前にウコン飲料を飲むと悪酔いしにくくなるのは、このクルクミンのはたらきのおかげなんだそうです。
2.春ウコン
秋ウコンの次にポピュラーなのは、おそらくこの春ウコンでしょう。
別名キョウオウ(姜黄)とも呼ばれていて、古来から中国の漢方薬として使われています。
秋ウコンと区別して春ウコンと呼ばれるのは、秋ウコンよりも早く、春ごろに美しいピンクの花を咲かせるためです。
秋と春という呼び分けのされかたをしますが、花の咲く時期が違うだけではなく、同じショウガ科の別の植物です。漢方薬として使われるだけでなく、観賞用としても親しまれています。
秋ウコンはクルクミンを多く含んでいましたが、春ウコンにはクルクミンがそれほど含まれていません。
その分、精油成分が多く含まれています。健胃効果や血圧の低下、コレステロールを溶かす効果など、秋ウコンにはない効能がたくさんあります。
そのため、秋ウコンよりもさらに健康食品としての性格が強くなっています。
サプリメントとして飲まれているのも、春ウコンのほうが多いのだそうです。
また、春ウコンには体内の活性酸素を取り除いたり、免疫力を大幅にUPさせるなど、がんに対する劇的な効果が認められているそうです。
なお、 これら、ウコンは健康に良い食品とされていますが、過剰摂取は肝機能障害を引き起こす恐れがあるそうで要注意です!
1日に3~5g(小さじ1杯)が適切な量だそうです。